【スズメバチ9種類の見分け方】危険性と対策を知って冷静に対処しよう
スズメバチの基礎知識

【スズメバチ9種類の見分け方】危険性と対策を知って冷静に対処しよう

投稿日:2021年6月11日

▼スズメバチの見分け方をチェックする▼
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「どの種類かわからないけど、スズメバチっぽいものが家のベランダに飛んできて怖い!」
「スズメバチに刺されたらと思うと不安…」

みなさんこんにちは!ハチおじです。
この記事では、9種類の危険なスズメバチの見分け方と生態について解説いたします!

日本にはたくさんの種類のスズメバチが生息しています。
ひとくちにスズメバチといっても、種類ごとに大きさ、性格、危険性が異なるんです。

そこで今回は、スズメバチの中でもとくに危険な9種類について、以下の内容を詳しくご紹介いたします!

  • 危険なスズメバチ9種類の見分け方
  • 【写真つき】種類ごとの生態と危険性について
  • スズメバチに刺されないための対策2つ

もしあなたが見かけたのがオオスズメバチやキイロスズメバチなどの毒性が強い種類の場合、一刻も早く駆除業者に相談することをオススメします。
刺されると命に関わることもありますし、すでに巨大な巣が見つけにくい場所にできている可能性もあるんですよ。

記事の後半でご紹介している刺されないためのポイントや、オススメの駆除業者についてもぜひご確認くださいね。

この記事を読み終わる頃には、「種類がわからないスズメバチが家の周りをウロウロしていて怖い…」そんな不安がなくなり、再び被害に合わないための対策方法が身についているはずですよ!

【ハチおじ】スズメバチ大好きおじさんのスズメバチ相談室は、スズメバチに関するあらゆる悩みの解決を目的として運営しているサイトです。

豊富な知識や駆除経験を持つ歴30年のハチ愛好家・ハチおじが、生態や駆除方法、対策方法までスズメバチの悩みをまるっと解決します。

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スズメバチとアシナガバチの見分け方

「スズメバチだと思ってたけど、アシナガバチにも見える気がする…」

こんな風に思っている方も多いかもしれません。
そこで、間違えやすいスズメバチとアシナガバチの特徴を簡単にまとめてみました!

※オレンジ色の部分を選択すると表が切り替わります。

スズメバチ アシナガバチ
種類 スズメバチ
スズメバチ
体の特徴 ・体が大きい(種類によって大きさに差あり)
・オレンジっぽい色が多い
ボールのような丸型
飛び方 すばやく飛ぶ
性格 凶暴で攻撃的
種類 アシナガバチ
アシナガバチ
体の特徴 ・ほっそりしている
・胸と腹の間にあるくびれがはっきりしている
・足が長い
・黄色っぽい色が多い
シャワーヘッド型
飛び方 長い足をぶらさげフラフラと飛ぶ
性格 比較的大人しい

最も危険と言われるスズメバチと比べると、アシナガバチは大人しい性格をしています。
しかし人間が巣に近づいたり、危険を察知すると攻撃してくる可能性があるため、油断はできません!

最も危険なスズメバチは9種類!見分け方や生態をチェック

被害が多いスズメバチ3選

実は日本には、3属17種類ものスズメバチが生息しています。

スズメバチ属8(大型) ・オオスズメバチ
・キイロスズメバチ
・モンスズメバチ
・コガタスズメバチ
・チャイロスズメバチ
・ヒメスズメバチ
・ツマグロスズメバチ
・ツマアカスズメバチ
クロスズメバチ属5種(中型) ・クロスズメバチ
・シダクロスズメバチ
・キオビクロスズメバチ
・ツヤクロスズメバチ
・ヤドリスズメバチ
ホオナガスズメバチ属4種(小型) ・キオビホオナガスズメバチ
・ニッポンホオナガスズメバチ
・シロオビホオナガスズメバチ

なかでも最も危険なのが、オオスズメバチをはじめとするスズメバチ属です。

そこでこのあとは、スズメバチ属8種+山間部での被害が多いクロスズメバチの生態や危険性をそれぞれ紹介していきます。

その前に、あなたが見かけたスズメバチの種類を特定しましょう。
以下の「9種類のスズメバチを見分けるポイント」をまとめた表をご活用ください!

ただし、見分けるためにスズメバチに近づき過ぎるのは危険です!
2〜3mほど離れた場所から、そっと確認しましょう

近づかなくても種類が特定できるような、それぞれの特徴的な生態についてもご紹介いたしますね。

9種類のスズメバチは、危険度順に並んでいますよ!

▼種類を選択すると説明に移動します▼

種類 見分けるポイント
オオスズメバチ
オオスズメバチ
【見た目】
・体長が最も大きい
・全体的にオレンジ色
【生態】
・土の中に営巣
キイロスズメバチ
キイロスズメバチ
【見た目】
・背中にオレンジ色の模様
【生態】
・幅広い場所に営巣
・都市部でも多く生息

モンスズメバチ

モンスズメバチ
【見た目】
・腹部に波模様
【生態】
・夜でも活動することがある

チャイロスズメバチ

チャイロスズメバチ
【見た目】
・全体的に赤茶色
【生態】
・地面の近くをジグザグと飛び回る威嚇行動をする

コガタスズメバチ

コガタスズメバチ
【見た目】
・背中に模様がなく黒色
・頭部に3つの突起
【生態】
・巣は木の枝に多い
・初期の巣は逆とっくり型

ヒメスズメバチ

ヒメスズメバチ
【見た目】
・オオスズメバチに次いで体長が大きい
・腹部の先端が黒い
【生態】
・アシナガバチの巣を襲う

ツマグロスズメバチ*1

ツマグロスズメバチ
【見た目】
・腹部の上半分:オレンジ色
下半分:黒色
【生態】
・亜熱帯地域に生息
・地面すれすれに営巣

ツマアカスズメバチ*2

ツマアカスズメバチ
【見た目】
・全体的に黒色
・腹部の先端がオレンジ色
【生態】
・九州の一部地域で確認されている外来種

クロスズメバチ

クロスズメバチ
【見た目】
・全身が黒色
・ところどころに白い模様
【生態】
・土の中に営巣

*1*2 危険度は高いですが、生息地域が限定的な種類です。

9種類のスズメバチの生態や危険性について、詳しくチェックしていきましょう!

【危険度最大!】オオスズメバチ

基本的な生態は?

オオスズメバチ
オオスズメバチ
大きさ 女王バチ:4.3〜4.5cm
働きバチ:2.7〜4.0cm
見た目の特徴 ・大きいアゴ
・胸:黒っぽい
・頭、腹:オレンジ色っぽい
・背中:模様あり
営巣時期 5月〜11月
営巣場所 土の中、木の洞など
生息場所 北海道、本州、四国、九州
エサ コガネムシ、クモ、他のスズメバチなど

実はオオスズメバチは、世界最大の大きさのハチなんですよ!

危険性は?

毒の量

 

刺激への反応

 

テリトリーへの警戒力

巣から10m程度

追跡力

30m

性格・攻撃行動 ・凶暴な性格
・相手をしっかり挟んでから大アゴで強く噛む

どの項目も最大レベル!まさにスズメバチのなかのスズメバチですね。

オオスズメバチはミツバチもエサにするため、養蜂家の方にとっては厄介な存在です。
人間だけでなく、その他のハチに対しても大きな影響を与えているんですね。
こちらの記事では、オオスズメバチの攻撃性や食性などをさらに詳しく解説しています。
【世界最大】オオスズメバチの見分け方は?生態や危険性について解説

【被害に遭いやすい】キイロスズメバチ

基本的な生態は?

キイロスズメバチ
キイロスズメバチ
大きさ 女王バチ:2.5〜2.8cm
働きバチ:1.7〜2.4cm
見た目の特徴 ・全体的にオレンジ色っぽい
・目の周り:黒っぽい
・背中:オレンジ色の模様あり
営巣時期 5月〜11月
営巣場所 天井裏、軒下、木の枝など幅広く営巣
生息場所 北海道(ケブカスズメバチ)、本州、四国、九州
エサ アブ、ハエ、花、樹液など
ジュースの飲み残しにくることも

キイロスズメバチは、どんなところにも巣を作ります。
木の枝、崖、軒下、橋の下、木の洞、屋根裏、土の中などあげたらキリがありません!

危険性は?

毒の量

 

刺激への反応

 

テリトリーへの警戒力

巣から10m程度

追跡力 30m
性格・攻撃行動 ・オオスズメバチと同程度の危険性
・巣に近づくと即座に攻撃

キイロスズメバチは都市部にも現れることが多く、全国的に刺傷被害が多いハチです!

働きバチの数も多いので、いったん攻撃を受けると数十〜数百匹のキイロスズメバチに襲われることも…

キイロスズメバチの巣の特徴や、見た目がそっくりなキアシナガバチとの見分け方についてはこちらの記事をチェック!
【注意】危険なキイロスズメバチ(ケブカスズメバチ)の見分け方と対策

【夜も活動】モンスズメバチ

基本的な生態は?

モンスズメバチ
モンスズメバチ
大きさ 女王バチ:2.8〜3.0cm
働きバチ:2.1〜2.8cm
見た目の特徴 ・全体的に黒っぽい
・目の周り:黒っぽい
・腹:独特の波模様
営巣時期 5月下旬〜10月
営巣場所 木の洞、天井裏、屋根裏などの閉鎖空間
生息場所 北海道、本州、四国、九州
エサ セミ、バッタなど

モンスズメバチはセミハンターとしても知られています。
巣の幼虫のために、自分の体よりも大きなセミを狩るなんてすごすぎますね…!

危険性は?

毒の量

 

刺激への反応

 

テリトリーへの警戒力

巣から5m程度

追跡力 25m
性格・攻撃行動 ・威嚇性、攻撃性ともに高い
・巣へ近寄ると体の周りを上下に飛んで威嚇
・夜間でも活動することがある

他のスズメバチと違って、夜にも樹液を求めて活動することもあるんです!

【他種の巣を強奪!】チャイロスズメバチ

基本的な生態は?

チャイロスズメバチ
チャイロスズメバチ
大きさ 女王バチ:2.9cm前後
働きバチ:1.7〜2.4cm
見た目の特徴 ・全体的に赤茶っぽい色
・背中:模様あり
・腹:黒っぽい
営巣時期 6月〜10月
営巣場所 木の洞、天井裏、軒下、土の中など
モンスズメバチ、キイロスズメバチなど他のスズメバチの巣を乗っ取る
生息場所 北海道、本州
エサ バッタ、キリギリス、クモなど
巣を奪われてしまったスズメバチは気の毒ですが、生きるのに一生懸命なため仕方ないのかもしれませんね…

危険性は?

毒の量

 

刺激への反応

 

テリトリーへの警戒力

 巣から5m程度

追跡力 10m
性格・攻撃行動 ・攻撃性が強い
・独特の威嚇行動をする

チャイロスズメバチは、巣に近寄ると地面の近くを群れでジグザクとすばやく飛び回る独特の威嚇行動をします!
チャイロスズメバチに遭遇した際はとくに足元に注意してくださいね!

【巣への刺激で攻撃性UP!】コガタスズメバチ

基本的な生態は?

コガタスズメバチ
コガタスズメバチ
大きさ 女王バチ:2.5〜2.9cm
働きバチ:2.1〜2.7cm
見た目の特徴 ・オオスズメバチとよく似ている
・背中の模様がないこと、顔の頭楯という部分の突起の数から見分ける
営巣時期 5月〜10月
営巣場所 軒下、木の枝
生息場所 北海道、本州、四国、九州
エサ ハエ、アブなど

色や模様がよく似たオオスズメバチと比べると「コガタ」ですが、実際は特別小さいわけではナイです!

危険性は?

毒の量

 

刺激への反応

 

テリトリーへの警戒力

 巣から3m程度

追跡力 10m
攻撃行動 ・比較的大人しい
・巣を刺激したり、夏になると攻撃性が増す

コガタスズメバチは、庭木の剪定をしている際に枝を刺激してしまって刺されるというケースが多いようです…。
普段は比較的大人しいですが、巣への刺激で一気に攻撃性があがるため、注意しましょう

こちらの記事ではコガタスズメバチの生態をはじめ、逆とっくり型の巣はどのようにして作られるのかについても詳しく解説しています。
【逆とっくり型の巣】正体はコガタスズメバチ!生態や駆除方法とは

【いざという時は激しく威嚇!】ヒメスズメバチ

基本的な生態は?

ヒメスズメバチ
ヒメスズメバチ
大きさ 2.4〜3.7cm
女王バチと働きバチに大きな差はない
見た目の特徴 腹:端が黒いのが1番の特徴
営巣時期 5月〜10月
営巣場所 木の洞、地中、天井裏など
生息場所 本州、四国、九州
エサ アシナガバチのさなぎ、幼虫

ヒメスズメバチはお腹の端が黒く、見分ける1番のポイントになります!

危険性は?

毒の量

 

刺激への反応

 

テリトリーへの警戒力

 巣から2m程度

追跡力 3m
攻撃行動 ・スズメバチの中でも大人しい
・巣に近寄っただけで刺すことはほとんどない
・巣を刺激すると激しく威嚇する

オオスズメバチの次に体が大きいですが、性格は大人しめです。
しかし巣を刺激すると「カチカチ」とアゴを鳴らし、高い羽音で飛び回るなど激しく威嚇します!

【亜熱帯に生息】ツマグロスズメバチ

基本的な生態は?

ツマグロスズメバチ
ツマグロスズメバチ
大きさ 女王バチ:2.5〜2.8cm
働きバチ:2.0〜2.2cm
見た目の特徴 腹:上半分がオレンジっぽく、下半分が黒い
営巣時期 4月〜12月
営巣場所 木の枝、草むらなど
台風の被害を防ぐために、地面すれすれに営巣する
生息場所 八重山諸島(沖縄県)
エサ バッタ、トンボなど
暖かい地域に生息するがこのツマグロスズメバチ。キレイな見た目をしていますよね!

危険性は?

毒の量
刺激への反応
テリトリーへの警戒力 巣から10m程度
追跡力 10m
攻撃行動 巣へ刺激を受けると激しく威嚇・攻撃する

石垣島ではパイナップル畑に巣を作ることもあるようです。
そのため、そこに巣があるとは知らないパイナップル農家の方が巣を刺激してしまい、刺されてしまった…というケースもあります。

【どこまでも追いかける!】ツマアカスズメバチ

基本的な生態は?

ツマアカスズメバチ
ツマアカスズメバチ
大きさ 女王バチ:2.6〜3.0cm
働きバチ:2.0〜2.4cm
見た目の特徴 ・全体的に黒っぽい
・腹:先端がオレンジ色っぽい
営巣時期 5月〜11月
営巣場所 木の枝、軒下など
高所に巣を作る場合も
生息場所 長崎県、福岡県、宮崎県、大分県、山口県で確認されている
今後本州や九州全域に拡大する恐れ
エサ ミツバチなど

2012年に長崎県の対馬市で初めて確認された外来種のスズメバチです。
長崎県のほかに福岡県、宮崎県、大分県、山口県でその存在が確認されています。

外来種ということもあり、このまま生息域が広がると生態系に大きな影響が出るかもしれません…
繁殖を防ぐためにも、ツマアカスズメバチを見つけ次第すぐにお住まいの自治体へ連絡しましょう。

危険性は?

毒の量
刺激への反応
テリトリーへの警戒力  巣から10m程度
追跡力 40m
攻撃行動 個体数が多いので、刺激を受けると広範囲に飛んでいく

ツマアカスズメバチは追跡力が40mと、どのスズメバチよりもしつこく追い回すのが特徴です!

こちらの記事ではツマアカスズメバチの生態や攻撃性、もたらす被害について詳しく解説しています。
特定外来生物ツマアカスズメバチの被害とは|遭遇したらとるべき行動

【比較的おとなしい】クロスズメバチ

基本的な生態は?

クロスズメバチ
クロスズメバチ
大きさ 女王バチ:1.5cm前後
働きバチ:1.0〜1.2cm
見た目の特徴 ・全体的に黒色
・ところどころに白い模様がある
営巣時期 4月〜12月
暖冬の場合、翌春まで生きることも
営巣場所 土の中、家の壁の隙間、屋根裏などの閉鎖空間
生息場所 北海道、本州、四国、九州、佐渡島、対馬島、種子島、屋久島
エサ クモやハエなどの昆虫
ヘビやカエルなどの死骸の肉

危険性は?

毒の量
刺激への反応
テリトリーへの警戒力  巣から2m程度
追跡力 5m
攻撃行動 ・スズメバチの中でもおとなしい
・巣の近くを歩いたりして刺激を与えると刺されることがある

今回ご紹介する9種類のなかで、唯一クロスズメバチ属のハチです。
全身が黒色で小さい体をしているため、スズメバチではなくハエのようにも見えます。

長野、栃木、岐阜などでは「ヘボ」「スガレ」と呼ばれていて、食用として愛されているんですよ

性格はおとなしいですが、土中の巣の近くを歩いたりして刺激を与えてしまうと攻撃してくるので注意が必要です。

クロスズメバチのさらに詳しい習性や、食用としての一面について詳しく知りたい方はこちらから。
クロスズメバチ (ジバチ)はおとなしい?生態や見分け方、食用の一面も


あなたが見かけたスズメバチについて、詳しく知ることができましたか?

「スズメバチってやっぱり危険なんだ!怖すぎる!」
「刺されたらどうしよう…」

このように不安になった方もいらっしゃいますよね。

そこで次にご紹介する、スズメバチに刺されないための2つのポイントをしっかり確認しておきましょう!

スズメバチに刺されないためのポイント2つ

スズメバチに刺されないためのポイント2つ

スズメバチが活動するのは4〜11月ごろ。
9〜10月はとくに攻撃的になり、毎年多くの方が刺傷被害にあっているんです。

しかし実は、スズメバチが理由もなく人を刺すことはほとんどありません。
スズメバチが人を刺す1番の理由は「巣を守るため」

人間も家の周りで騒音を出されたら、つい腹が立ってしまいますよね。
それはスズメバチも一緒で、「巣の周りが騒がしいぞ?これは危険な状態だ!」と刺激を感じ取ったときに攻撃を行います。

逆に言えば、巣やスズメバチに刺激を与えなければ刺されるリスクは低いんです。
そこでここからは、スズメバチに刺されないためのポイント2つをご紹介します!

①攻撃サインを見逃さない

スズメバチに刺されないためのポイント1つ目は、スズメバチの攻撃サインを見逃さないことです。

外敵からの刺激を受けたスズメバチは、次の3つのステップで攻撃を開始します。

警戒行動


スズメバチの巣やテリトリーに近づいた時に、「ここは僕たちのテリトリーだから入ってこないでね〜!」と人間の周りを飛び回って知らせます。

威嚇行動


警戒行動に気づかず立ち去らないと、大アゴを「カチカチ」と鳴らし、羽音を出して人間のまわりを飛び回ります。これがスズメバチからの最後の警告です。

このとき、姿勢を低くしてゆっくりその場を離れるようにすると、大きな被害は避けることができます。

針による攻撃行動

それでも気づかずに巣の周りをウロウロしていると、毒針による攻撃が始まります。

いきなり刺してくるわけではなく、周囲を飛んだり音を出すことで警告してから攻撃してくるんです。

しかし次のような行動をとると、スズメバチの警戒レベルが一気に上がります!

  • 手でスズメバチを振り払うなど、大きな動作をする
  • 巣に刺激を与える

これらの刺激を受けたスズメバチは、すぐに攻撃行動に移ります。

スズメバチの攻撃は、毒針を刺してくるだけではありません。
警報フェロモンを含む毒液を空気中に散布して仲間の働きバチを大量に集め、一斉に襲ってくることもあるのです。

そのため、次の2つの行動を意識しましょう。

  • スズメバチが近くに来た時は手で追い払ったり、大きな動作で逃げようとしない
  • 巣に近寄ったり、振動などの刺激を与えない

②攻撃されやすいものを身に着けない

スズメバチに刺されないためのポイントの2つ目は、スズメバチに攻撃されやすいものを身に着けないことです。

スズメバチが攻撃しやすいものは次の通りです。

  • 黒いもの
    服、髪の毛、カメラ、帽子
  • ニオイのあるもの
    ヘアスプレー、ヘアトニック、香水、汗などの体臭
  • 動くもの
    ひらひらした服

スズメバチに遭遇しやすい山間部などでは、これらを身につけないようにしましょう。

とくに夏場にアウトドア活動をするときは、髪の毛の色と匂いの両方を対策するために、白い帽子をかぶるのがオススメ。
スズメバチが髪の毛に入り込んでしまい、頭を刺されたという被害も多いんですよ。

万が一スズメバチに刺されてしまうと、痛みや腫れなどの局所症状がでます。
人によってはアレルギー症状が出てしまい、めまいや嘔吐、動悸などの深刻な全身症状がでることも…

刺されたときは以下の手順にしたがって応急処置を行いましょう!
  1. 刺された箇所を水で洗い流す
  2. 指先や爪で毒液を絞り出す
  3. 抗ヒスタミン系のステロイド軟膏を塗る

応急処置のあとは必ず、病院で適切な治療を受けてくださいね。

家に寄せ付けないために:殺虫剤と木酢液で対策

「家の近くでよくスズメバチが飛んでいるのを見かける…」という方は、スズメバチ用殺虫剤や木酢液を用いて対策しましょう。

スズメバチ用殺虫剤にはピレスロイド系の成分が多く含まれており、スズメバチを寄せ付けない効果が見込めます。
気になる場所に吹きかけるだけで、1〜2週間ほどは忌避効果が持続しますよ。

また、木酢液と呼ばれる焦げくさいニオイの液体にも、忌避効果があります。
ニオイがスズメバチに山火事を連想させるため、「ここは危険な場所だ!」と本能的に危険を察知して離れていくのです。

ただし、対策してもスズメバチがやってくる場合は、家の近くに巣を作られている可能性があります!

スズメバチの巣の駆除は自力で行うのではなく、業者におまかせすることをオススメします。
最後に、プロにおまかせするメリットについてご説明いたしますね。

スズメバチを見かけたら駆除業者に相談を

スズメバチを見かけたら、刺されてしまう前に駆除を行いましょう。
すでにスズメバチの巣ができている場合も、放置せずに一刻も早く駆除することが大切ですよ。

スズメバチの種類にもよりますが、大きくなった巣の中には働きバチが1,000匹以上潜んでいることもあるんです…

巣は4〜5月の作りはじめの状態、12〜3月のカラッポの状態であれば自力で駆除できます。
しかしいくら防護服を着ていたとしても、刺される可能性は0ではありません。
高所にできた巣の駆除作業中に、落下してケガをしてしまう危険性もあるんです。

スズメバチの数によらず、見かけたら駆除業者に相談してみましょう。

プロに駆除をおまかせするメリット

「でも、依頼すると何がいいの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方にお伝えしたい、プロにおまかせするメリットは次の3つです。

  • スズメバチの種類によらず、確実に駆除してくれる
  • 駆除だけでなく、再発対策までしてくれる
  • 万が一再発したとしても、アフターフォローがあれば対応してくれる

作業中、あなたは離れた場所で待っているだけでOKです。

最も安全かつ確実に駆除するためにも、プロに依頼することをオススメいたします。

「どの業者に依頼するべきかわからない…」という方へイチオシは、みんなのハチ駆除屋さんです!

巣がある場合はもちろん、スズメバチ1匹からでも駆除してくれるんですよ。

みんなのハチ駆除屋さんのサイト
↑クリックで公式サイトに移動します。

みんなのハチ駆除屋さんは70,000件以上の高い実績をもつだけでなく、対応地域の広さや1週間のアフターフォローつきというサービス力の高さが魅力的な業者です。
都合があえば当日でも駆けつけてくれるので、今すぐ駆除したい!という方には嬉しいですよね。

巣が小さいほど駆除料金はおさえられるため、早めのご依頼を検討してはいかがでしょうか!

見つけにくい場所に巣ができている可能性も

巣は見当たらないという方も、油断は禁物。
スズメバチの巣はさまざまな場所に作られるため、「見つけにくい場所に巨大な巣ができていた…」なんてこともあるんです。

家のまわりでスズメバチが巣を作りやすいのは、以下のような場所です。

  • 庭木
  • 天井裏(屋根裏)
  • 軒下
  • ベランダの天井や手すり部分
  • 床下
  • 土の中

ただし、巣を探している最中に刺されてしまう可能性は十分にあります…

先ほどご紹介したみんなのハチ駆除屋さんは、無料の現地調査で巣の有無を確認してくれます。
巣が隠れていないか不安な方は、調査をお願いしてみることをオススメいたしますよ。

まとめ

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
この記事の要点をまとめます。

  • 被害が多いスズメバチは9種類いる
  • 最も危険度が高いのはオオスズメバチ
  • 刺されないためにできることは2つ
    1:攻撃のサインを見逃さない
    2:攻撃されるアイテムを身に着けない

スズメバチを見ると不安な気持ちになってしまうかもしれませんが、刺されないためにも落ち着いて行動することが大事ですよ!

この記事でスズメバチの種類を特定でき、あなたの不安が解消されますと幸いです。
それでは!

- スズメバチの基礎知識