スズメバチは夜に活動する?巣を安全に駆除するなら夜がオススメ
スズメバチの基礎知識

スズメバチは夜に活動する?巣を安全に駆除するなら夜がオススメ

投稿日:2021年7月16日

「スズメバチは夜なら襲ってこないって本当?」
「自力で駆除するなら夜がいいのかな」

みなさんこんにちは!ハチおじです!
スズメバチの夜の生態について解説いたします。

スズメバチは夜になると巣に戻り、中で幼虫の世話や巣作りを行っていることがほとんどです。
活動は昼間ほど盛んではなく、働きバチも巣の表面にとまってじっとしています。

しかし、夜にも関わらず家の周りをスズメバチが飛んでいる…とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その正体はスズメバチのオスバチであったり、危険なモンスズメバチの可能性があるんです。
本文中ではスズメバチの夜の習性を詳しくご説明するとともに、オスバチやモンスズメバチの特徴についてもご紹介いたしますよ。

また、すでにできている巣を自力で駆除したい場合は、夜になってから作業すると比較的安全なんです。
自力での駆除をお考えの方に向けて、駆除の手順を4ステップにわけてご紹介いたしますね。

夜にスズメバチに遭遇し、刺されるかもしれない…そんな不安からあなたが解放されるために、スズメバチの夜の習性をしっかり確認しましょう!
それでは参ります!

※いますぐに自力駆除のポイント・手順をチェックしたい方はこちらから!
▼夜にスズメバチの巣を駆除する方法

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スズメバチの夜の習性

スズメバチは日中、巣の外で巣作りの材料や幼虫に与えるエサを集めています。
しかし夜になると巣に戻り、昼間のように活発的ではありませんが、中で巣作り育児などをして過ごしているんです。

また、働きバチは見張りのため、巣の表面にじっと静止していることがほとんどです。
とくにキイロスズメバチは、巣の表面に昼間の数十倍の働きバチがとまって周囲を見張っているんですよ。

まれに「巣がないのに、夜になると部屋の窓にスズメバチが近寄ってくる…」という悩みをいただきます。

原因としては、窓から漏れ出す光に反応して、スズメバチが集まっていると考えられます。
10月以降であれば、交尾のために巣から離れて活動しているオスバチの可能性が高いです。

オスバチは針を持たないため安全ですが、万が一部屋の中に入ってきたときは、窓を開けて自然と出ていくのを待ちましょう。

まれに、オスバチではなくモンスズメバチが集まっている可能性もあります。
モンスズメバチはスズメバチの中で唯一、夜でも積極的に活動する種類なんですよ。

【危険】夜でも活動する「モンスズメバチ」

モンスズメバチ

モンスズメバチは、活動が盛んになる7月〜9月であれば、日没から3〜4時間ほど経っても活動します。
攻撃性が非常に高く、人間が巣に近づいただけで威嚇してくることもあるほどなんです。

他のスズメバチとは、腹部にある独特な波模様の有無で見分けることができます。

生態

モンスズメバチの生態について詳しくご紹介いたします。

日本での分布 北海道〜九州
見た目の特徴 ・全体的に黒っぽい
・目のまわり:黒っぽい
・腹:独特の波模様
大きさ 女王バチ:2.8〜3.0cm
働きバチ:2.1〜2.8cm
性格 威嚇性、攻撃性ともに高い
主な営巣場所 木の洞、天井裏、屋根裏などの閉鎖空間

モンスズメバチの巣は木の洞(空洞部分)や土の中など、見つけにくい場所にあります。
そのため、うっかり近づいて刺されてしまう被害が多いんです。

また、セミを好んで食べるという変わった食性を持ちます。
樹液もエサにするため、夜間に昆虫採集に出かけると、樹液に集まったモンスズメバチに遭遇することがよくあります。

遭遇したときにとるべき行動

モンスズメバチに遭遇したときは、手で追い払ったり、走って逃げたりしてはいけません。
暗闇の中で大きな羽音が聞こえるとパニックになってしまいますが、刺激を与えるとかえって攻撃性を増幅させてしまいます。

危険を察知したら、ゆっくりとその場を離れましょう。

夜間に昆虫採集などを行う方は、上記の行動を心がけるとともに、香水などの匂いが強いものを身につけないようにしてくださいね。
スズメバチは匂いに敏感に反応する生き物なんですよ。

もし刺されてしまった場合は、ポイズンリムーバーを用いて毒を絞り出しましょう。

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夜にスズメバチの巣を駆除する方法

殺虫剤の噴射

スズメバチの巣を自力で駆除する際は、夜に作業するべきなんです。
その理由は2つあります。

  • 外に出ていたスズメバチのほとんどが巣に戻っているため、一匹残らず駆除することができるから
  • 暗さのせいで動きが鈍くなるため、刺される可能性が低いから

ここからは、スズメバチの巣を自力で駆除する方法についてご紹介いたします。

しかしその前に、どのような巣であれば自力で駆除できるのか?チェックしておきましょう。
この判断を誤ると、作業中に刺されてしまうリスクが非常に高いんです。
安全のため、しっかり確認してくださいね。

自力で駆除できる条件

自力駆除が可能かどうかは、「時期」「巣ができた場所」によって判断します。
安全に自力駆除できる条件は以下の通りです。

  • 時期:4月〜5月、12月〜3月
  • 巣ができた場所:手が届く位置にあり、軒下などの開放的な場所にできた巣

これらの条件に当てはまらない場合は、自力での駆除はオススメできません。

6月〜11月ごろの巣の中には危険な働きバチが多く潜んでいるため、作業中に刺されるリスクが高いんです。
さらに屋根裏などの閉鎖的な空間での作業には、刺されるリスクの他にも壁などを取り外すといった専門的な技術が必要になってしまいます。

ここまでで、「自力での駆除は難しいかも…」と感じた方、ご安心ください。
自治体が駆除を行ってくれる場合や、駆除の専門業者に依頼するという方法があるんです。

自治体よっては無料で駆除してくれます!
さらに専門業者に依頼すると、再発対策までしっかり行ってくれるんです!

詳しくは「自力駆除は難しいかも…そんなときは」をチェックしてみてくださいね。

自力での駆除が可能な方は、この後ご紹介する必要な道具や駆除の手順を見ていきましょう。

自力駆除に必要な道具

自力駆除を行う場合は、以下の道具を準備しましょう。

  • 殺虫剤
  • 防護服
  • 懐中電灯(赤いセロファンを貼って光量をおさえたもの)
  • ゴミ袋
  • 巣を取り除くためのハサミやノコギリ
  • ほうきとちりとり

殺虫剤は、スズメバチに有効なピレスロイド系の成分を含んだものを使用しましょう。
こちらは安全な駆除のために欠かせない、「噴射距離・即効性・持続性」の3つの要素が優れている商品ですよ。

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また、防護服はスズメバチに刺されても針が皮膚まで到達しないよう、こちらの厚手のものを使用します。

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しかし防護服は高額なものが多いため、「できるだけ費用をおさえたい…」という方は以下の材料で自作することもできますよ。

  • 白いウィンドブレーカー、雨ガッパ
  • マスク
  • 白いタオル
  • 白い長靴
  • 厚手の手袋
  • 白いヘルメット、帽子
  • ゴーグル

自作する際は、スズメバチが刺しやすい「手・腕・足・顔・頭」を露出させないように注意しましょう。

駆除の手順4ステップ

自力駆除の手順を4ステップにわけてご紹介いたします。

  1. 巣に殺虫剤を吹きかける
  2. 巣を取り除く
  3. 落ちている死骸を掃除する
  4. 再発対策をする

作業は夜に行うため、巣の場所や周囲の環境がわかりにくくなっているはず。
安全のため、日中のうちに巣の場所などを下見しておきましょう。

1.巣に殺虫剤を吹きかける

確認後は2〜3mほど離れた位置から殺虫剤を噴射します。
一本を使い切る勢いで噴射し続けてくださいね。

巣を照らす場合は、赤いセロファンを貼って光量をできるだけおさえた懐中電灯を使用しましょう。

2.巣を取り除く

スズメバチの姿が確認できなくなったら、ハサミなどを使って巣を取り除きます。
木の枝に巣がある場合は、ノコギリを使って枝ごと切り取ってしまいましょう。

取り除いた巣はゴミ袋に入れて回収してくださいね。

3.落ちている死骸を掃除する

巣を撤去した後は、ほうきとちりとりを用いて地面に落ちているスズメバチの死骸を掃除します。

このとき、死骸に素手で触らないようにしましょう。
スズメバチは死骸であっても、腹筋を反射的に動かして毒針を刺そうとしてくるんですよ。

死骸は巣と一緒にゴミ袋に入れて密閉し、自治体のルールに従って処分します。

4.再発対策をする

一度巣を作られたということは、その場所はスズメバチにとって巣作りに最適な場所ということ。
再び巣を作られないように、巣があった場所に殺虫剤を吹きかけて再発対策をしておきましょう。

殺虫剤には1〜2週間ほど持続する忌避効果が見込めます。
スズメバチが巣を作ろうとしていないか、定期的にチェックすると安心ですよ。

自力駆除は難しいかも…そんなときは

解決策

「やっぱり自力で駆除できるか不安…」
「もし作業中に刺されたらどうしよう…」

このように、少しでも自力駆除に不安を感じた方は無理をせず、以下2つの方法のいずれかで駆除を行いましょう。

  1. 自治体に駆除を依頼する
  2. 専門業者に駆除を依頼する

それぞれについて詳しくご紹介いたしますね。

1.【無料駆除や補助金も】自治体に駆除を依頼する

自治体によってさまざまですが、スズメバチの巣に対しては以下のような対応をしてくれるんです。

  1. 無料で駆除してくれる
  2. 補助金を出してくれる
  3. 駆除の専門業者を紹介してくれる
  4. 防護服や駆除グッズを貸し出してくれる
  5. 相談を受け付けてくれる

お住まいの自治体がどのような対応をしてくれるのか、ホームページなどから確認してみてくださいね。

こちらの記事では、自治体の対応を詳しくご紹介するとともに、各種手続きに必要な手順や条件についてもご説明しています!
スズメバチの巣は役所が無料駆除してくれる?対応内容や注意点を解説

2.【確実に巣を駆除!】専門業者に依頼する

スズメバチ駆除の専門業者に依頼することで、時期や巣ができた場所に関わらず撤去してくれます。

しかし、「業者に依頼すると高額な料金を請求されそう…」「信頼できる業者かどうか不安…」といった理由から、なかなか依頼に踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。

そんな方にオススメの専門業者が、「みんなのハチ駆除屋さん」です!

みんなのハチ駆除屋さんは、作業前に念入りな現地調査を行い、必要な作業とそれにかかる費用を説明してくれます。
納得できない場合は無料でキャンセルできますので、料金のトラブルなどを防ぐことができますよ。

さらに実績も豊富で、これまで70,000件以上のハチ被害を解決しているんです。
豊富な経験と知識を活かして、駆除はもちろん再発対策についてもアドバイスしてくれます。

スズメバチの巣は時間が経つにつれてどんどん大きくなり、そのぶん刺されるリスクや料金が高額になってしまいます。
見つけ次第、一刻も早く専門業者に依頼し、安全を確保してくださいね。

まとめ

スズメバチの夜の生態についてご紹介いたしました。
重要なポイントをあらためてお伝えしますね。

  • スズメバチは夜になると巣の中で休憩していることがほとんど
  • 夜に活発に活動するモンスズメバチは危険なため注意
  • 自力で巣を駆除する場合は夜に作業する

夜になると活動は大人しくなりますが、スズメバチが危険であることには変わりません。

自力で巣を駆除する場合は十分に注意し、少しでも不安を感じた場合は無理をせず、駆除の専門業者におまかせしてしまいましょう!

あなたがスズメバチに刺される前に被害を解決できますよう、願っております。
それでは!

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